2017年06月27日

我的特工爺爺 The Bodyguard (おじいちゃんはデブゴン)



ジャッキー・チェンやユン・ピョウ等と並び、香港アクション映画界の全盛期を彩ったアクション界のレジェンドであるサモ・ハン・キンポーが主演。


最近は技術指導など裏方の仕事が多かったようです。一時は死亡説が流れるぐらいに表舞台には経っていませんでした。20年振りの監督復帰で更には主演もするとのこと。そりゃ期待しますよ。
撮影は2014年だったはずなので当時62歳ぐらいかな。還暦過ぎてますがまだまだ第一戦のアクションを見せてくれるはず、と思ったんですが。

退役軍人ディン役であるサモハンが、ギャングやマフィア相手に無双するってな内容なのですが、如何せん全く面白くない。アクションも酷い出来なら映画も酷いものです。

初期の認知症という設定で始まり、往年のコメディタッチは微塵もなく、遅々として物語は進まず、後半のアクションも期待を大きく裏切る出来、最後は本格的な認知症で終了。誰でもわかるような伏線がそのまま回収させれドッチラケでもあります。そんな割には、そもそも何のために大立ち回りした意味すら全然分からずドッチラケです。

なにより、サモハンのは動けるデブ、笑えるデブってのが売りだったでしょう。太っている奴は運動が苦手だという先入観を真正面から否定して、デブだってこんなに動けるんだと驚嘆させられたものです。
しかし、今作はヒドイものでした。アクションシーンなのに動けないってことは制作側も自覚があるんでしょう。特撮を織り交ぜたり演出で誤魔化そうとはしていますが、本当に全然動けないんだもの。得意のカンフーだって腕より先しか動きません。往年のアクションとは言いませんが、主役を張るんなら、もう30キロは減量が必要だったんじゃないのかな。病的に肥え太った姿は余りに見苦しいです。

足を怪我した敵方が片足引きずりながら逃げているところを、太って歩行困難な肥満者が行きも絶え絶えに追いかけるという追跡シーンをシリアスに演じられても、どう見て良いのやら。

これが集大成なら余りに悲しい。パクリまんまでいいのでレジェンド集めて香港版REDでも作ってほしいよ。

その前にちゃんとダイエットしようよ。まだ若いんだからさ。

posted by SSS at 02:43 | 映画 2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする