2018年01月21日

Geostorm



邦題は原題の「Geostrorm」をそのまま音読したもの。地球規模の壊滅的大嵐の意味で、作品中ではこの嵐の発生を止めるべく大騒ぎをします。

監督・脚本・制作のディーン・デヴリンはインディペンデンスデイを作った人ですが、大駄作となった続編を作った張本人でもあるだけに、作品の出来はちょっと心配です。

撮影は2014年に行われたそうですが、評判芳しくなく一部取り直しをしたために公開時期が今頃になったとか。心配だよ。アメリカでは既に公開されていて、かなりの酷評が並んでました。いよいよ心配です。

そんな事情もあって期待値低く劇場に向かった訳ですが、あにはからんや、面白かったのですよ、本当に。

世界規模で多発する異常気象を科学技術で制御すべく衛星軌道上に構築された防衛システム。その開発責任者だったジェイクと、その後任となる弟マックスとの確執、その防衛システムの暴走に関し宇宙ステーションで活躍するジェイクと地上で活躍するマックス。全編にわたる特殊撮影による映像は2018年の視聴にも充分に耐えうるぐらいには流麗です。システム異常が陰謀によることを知り犯人捜しの謎解きなど見どころ満載です。

気候変動に対するパリ協定を脱退しメキシコとの国境に壁の建設をすすめる自国第一主義のトランプ政権に対する風刺もよく効いてました(撮影が2014なら脚本はその前なのでトランプ政権なんて影すらなかったはずなんですが)。

上映時間109分はあっという間で中弛みする箇所もなくハラハラドキドキしながらの一気に最後まで駆け抜けての大団円。めでたしめでたし。

だけど、この作品が酷評されアルマゲドンにはなれなかった理由もよくわかります。

配役が合ってないのがチラホラ、稚拙な演出もチラホラ、意味ありげな言動が回収されないのも多すぎ、主要キャラクターの死や自己犠牲が上手く表現されてないし、取って付けたかのようなシーンも多い。継ぎ接ぎ編集の粗さも目には着きます。

それでもこき下ろすほどに酷い作品ではなかったよ。ちゃんと映画作品として成立してる佳作でした。

posted by SSS at 12:29 | 日記 時候 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

Kingsman: The Golden Circle



邦題は英語をそのまま音読した「キングスマン: ゴールデン・サークル」。2014年に公開された「キングスマン(Kingsman: The Secret Service)」の続編です。イギリスのコミックが原作だそう。

キングスマンとはロンドンにある高級テーラーですが、その裏で独立系スパイ組織を営んでます。今回の敵は世界最大の麻薬組織「ゴールデン・サークル」。壊滅的被害を被ったキングスマンはアメリカにある同盟スパイ組織「ステイツマン」の手を借りて強敵と対峙していくとになります。イギリスとアメリカとのステレオタイプな文化比較も面白い。

冒頭のカーチェイスや全編各所のアクションシーンなどはとてもスタイリッシュで見事です。それをやりすぎてなくて五月蠅くないのも本当に見やすい。今後のアクション映画はこうした手法を取り入れていくことになるんでしょう。

物語は中だるみすることなくサクサクと進んでいきます。2時間超ですがあっというまにエンドクレジットです。監督の「マシュー・ヴォーン」は流石に作り慣れているといった感じで安心してみてられました。

頭カラッポにしてコメディタッチのアクションを楽しめれば、それはそれでいいんだけれども、そうもいかないのが難しいところ。

ストーリーの展開の理由づけが良くわからないのが気になります。なぜ敵方のゴールデンサークルはキングスマンに攻撃を仕掛けてきたのか、なぜ裏切りを看破できたのか、なぜ彼らは対立しているのか、よくわかりません。

スパイ映画というのはミスリーディングで、ただの実力部隊対麻薬組織となってるし。主要な登場人物が大した理由づけもされず簡単に死んでいくし。コミカルに描かれてはいるがかなりエログロに過ぎるし。

そういうのが気にはなりますが、映画館で見るに充分楽しめる内容ではあります。どうやら続編の制作も決まったようです。楽しみに待ちましょう。

個人的には、主演のタロン・エガートンという俳優さんがニコ・ロズベルグに見えたことと、本人役のエルトンジョンが意外といろいろ活躍してたところがお気に入りです。



posted by SSS at 11:11 | 映画 2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月04日

今年届いた年賀状は1枚

年賀状の発行枚数が年々減っているんだそうな。

そりゃそうでしょう。

個人情報保護の名目下で宛先もわからないし、電子メールやSNSといった代替手段がいくらでもあるんだもの。

確かに一昔前までは100枚ぐらいはやり取りがあったんだけれども、引っ越し先の住所を周知してなかったり、返事をちゃんと書かなかったりとしているうちに、とうとう今年届いたのは1枚となりました。

ちらほら届いていた頃は、返事を書く手間なんかを考えてウザッタイなんて思っていたけれども、いざ届かなくなってくると、ちょっと悲しいような気がしてくるから不思議なものだ。

一緒に盛り上がった仲間でも、やがて疎遠になり、最後は年賀状のやり取りだけの繋がりになり、やがてそれもなくなっていくのは、ショウガナイんだけれどね。

1枚だけ届いた年賀状

果たして来年は何枚届くでしょうか。
posted by SSS at 23:50 | 日記 時候 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする